大通駅
大通駅(おおどおりえき)は、北海道札幌市中央区大通西2丁目〜4丁目にある、札幌市営地下鉄の駅。札幌市営地下鉄の3路線全てが乗り入れる。駅番号は南北線がN07、東西線がT09、東豊線がH08となる。
- 4番出口(2009年8月)
【マスターリンクの分析】
札幌駅周辺とともに札幌の中心であるこのエリアでは、住居よりもテナントビルでの不動産投資・不動産運営がほとんどである。大通駅は唯一、地下鉄3路線が交差する場所であり、非常に便利であるぶん、地価は高く、当然ながら賃料は市内トップクラスになってくる。ただし昨今の不況により、テナント賃料は値下がりを強いられ、広すぎるからとか賃料が高いからという理由で、より安い部屋に移転する例も少なくない。
このエリアで不動産投資を成功するためには、利回りが高くなくても安定して入居させるだけの利便性や設備の充実が求められる。もともと購入の値段が安くないため、そもそも高利回りは望みにくい。ただ、非常に人気も高いので、相場にあった家賃で募集していけばある程度の入居率は維持できると思われる。ただ細かいエリアごとに特徴があるため、それを把握してからでなければ投資は容易ではない。賃料相場についても日頃から目を光らせておく必要があり、読み間違えると入居者は他を求めて出て行ってしまう。賃料が住居用と比べて高額になるため、一室の出入りで収支は大きく変わる場合もある。
この辺一帯では、ほとんど住居用として部屋を探す人は少なく、事務所や店舗としての需要がほとんどである。そのため東西線の一つ東にあたる「バスセンター前駅」付近へ案内したり、あるいは西に移動して「西11丁目駅」「西18丁目駅」での物件探しとなることが多い。いずれにしても単身者向け物件が中心にはなる。
稀に単身用の住居用物件もあるが、不動産投資においては基本的にマンションタイプでセキュリティー設備(オートロック・モニター付きドアホン)は必須となる。
大通駅 |
おおどおり - Odori |
所在地 |
札幌市中央区大通西2丁目〜4丁目 |
所属事業者 |
札幌市交通局 |
駅構造 |
地下駅 |
ホーム |
各2面2線(南北線・東豊線) 1面2線(東西線) |
乗車人員-統計年度- |
75,769人/日(降車客含まず)-2008年度- |
開業年月日 |
1971年(昭和46年)12月16日 |
所属路線 |
札幌市営地下鉄南北線 |
駅番号 |
○N07 |
キロ程 |
5.5km(麻生起点) |
←N06 さっぽろ (0.6km) (0.6km) すすきの N08→ |
所属路線 |
札幌市営地下鉄東西線 |
駅番号 |
○T09 |
キロ程 |
8.5km(宮の沢起点) |
←T08 西11丁目(1.0km) (0.8km)バスセンター前 T10→ |
所属路線 |
札幌市営地下鉄東豊線 |
駅番号 |
○H08 |
キロ程 |
7.3km(栄町起点) |
←H07 さっぽろ(0.6km) (0.8km)豊水すすきの H09→ |
乗換 |
西4丁目(札幌市電一条線) - 乗継指定停留場 |
駅構造
大通西4丁目付近の地下1階(周辺にあるビルの地下2階に相当する深さ)に改札口、地下2階に南北線ホーム(対面式)、地下3階に東西線ホーム(島式)を設置する。また、西2丁目付近の地下2階に改札口、地下4階に東豊線ホーム(対面式)を設置し、連絡通路で南北線の東側ホームと結ばれている。
沿線に車両基地を確保できなかった東豊線の車両基地が、東西線の過去の車両基地である西車両基地となっているため、東豊線さっぽろ駅側と東西線西11丁目駅側を結ぶ短絡線がある。この短絡線は札幌市営地下鉄で初めてシールド工法で施工された区間で、延長は511m、最急勾配は35パーミルである。なお、さっぽろ駅に入った車両はすぐに営業向けに回される。
札幌市営地下鉄各路線間の乗り換えは改札内の連絡通路を介して行うため、改札を通過する必要はない。万が一、改札を通過すると切符は回収され、共通ウィズユーカードも下車扱いで精算されてしまう。
南北線ホームと東西線ホームの乗り場番号は連続しているが、東豊線ホームにはそれらから独立して番号が振られている。
南北線ホーム(2009年3月28日撮影)
エレベーターは以下の場所に設置されている。
(地上~コンコース)大通公園内西3丁目、西1丁目、37番出口
(東西線西改札口)西改札口~南北線麻生方面ホーム連絡用コンコース~東西線ホーム
(15番出口付近)エレベーター改札口~南北線真駒内方面ホーム・東豊線用コンコース~東西線ホーム
(東豊線南改札口)南北線真駒内方面ホーム・東豊線用コンコース~東豊線北改札口(東豊線栄町方面行きホーム連絡エレベーターはここで乗り換える)~東豊線福住方面ホーム
(東豊線北改札口)東豊線北改札口~東豊線栄町方面ホーム
南北線・東西線ホーム両側、東豊線ホーム北側に転轍機がある。東西線と東豊線を繋ぐ連絡線も信号上は大通駅構内に属する。
- のりば
- 1■南北線すすきの・平岸・真駒内方面
- 2■南北線さっぽろ・北24条・麻生方面
- 3■東西線白石・大谷地・新さっぽろ方面
- 4■東西線琴似・宮の沢方面
- 1■東豊線豊水すすきの・美園・福住方面
- 2■東豊線さっぽろ・元町・栄町方面
利用状況
2008年度の一日平均乗車人員は75,769人である。これは札幌市営地下鉄ではさっぽろ駅に次いで多い。
南北線 - 35,762人
東西線 - 24,089人
東豊線 - 15,918人
線別に見ると、東西線では最多、南北線と東豊線はさっぽろ駅に次いで多い。
駅周辺
札幌市の都市設計の基線ともいえる大通公園を中央とし、駅は公園下に位置する。東西線バスセンター前駅へは地下街オーロラタウンと地下歩道で、南北線すすきの駅へは地下街ポールタウンで結ばれている。また、2010年度を目処にさっぽろ駅との地下歩道の建設が進められている。
大通は札幌市と北海道の行政や商業の機能が集中するほか、市を象徴する時計台やさっぽろテレビ塔など名所が点在する。駅に設置されているスタンプは、南北線が「大通公園と札幌時計台」、東西線が「雪まつり」、東豊線が「さっぽろテレビ塔と泉の像」となっている。
- 国道5号・国道12号・国道36号・国道230号
- 札幌市役所
- 北海道警察本部
- 中央警察署
- 中央警察署大通交番
- 北海道庁赤レンガ前郵便局(ゆうちょ銀行札幌支店併設)
- 札幌大通郵便局
- 札幌大通公園前郵便局
- 日本銀行札幌支店
- 札幌信用金庫本店
- 空知信用金庫札幌支店
- 北海信用金庫札幌支店
- 室蘭信用金庫札幌支店
- 旭川信用金庫札幌支店
- 稚内信用金庫札幌支店
- 遠軽信用金庫中央支店
- 北洋銀行本店・札幌営業部・大通支店
- 北海道銀行本店
- 三菱東京UFJ銀行札幌支店・札幌中央支店
- 三井住友銀行札幌支店
- りそな銀行札幌支店
- 新生銀行札幌支店
- 青森銀行札幌支店
- みちのく銀行札幌支店
- 秋田銀行札幌支店
- 七十七銀行札幌支店
- 北陸銀行札幌支店
- 札幌証券取引所
- 大通公園
- 札幌市時計台
- 丸井今井本店
- 札幌三越百貨店
- 丸ヨ池内
- 東急ハンズ札幌店
- さっぽろテレビ塔
- NHK札幌放送局
- 狸小路
- 二条市場
- 北海道中央バス札幌ターミナル
- 大通バスセンタービル
- 札幌グランドホテル
近隣のバス停留所
駅周辺に停留所が点在している。一部の路線は地下鉄との乗継割引が適用される。。
- 大通西1丁目(じょうてつ)
- 大通西3丁目(じょうてつ)
- 大通西4丁目(ジェイ・アール北海道バス、じょうてつ)
- 大通公園(北海道中央バス)
- 札幌大通(夕張鉄道)
- 時計台前(ジェイ・アール北海道バス、北海道中央バス)
- 北1条西4丁目(ジェイ・アール北海道バス、北海道中央バス、じょうてつ)
- 北1条(北海道中央バス)
- 南1条西1丁目(じょうてつ)
- 南1条西3丁目(じょうてつ)
- 南1条(北海道中央バス)