南郷7丁目駅
南郷7丁目駅(なんごうななちょうめえき)は、北海道札幌市白石区南郷通七丁目南にある、札幌市営地下鉄東西線の駅である。駅番号はT14。
- 改札口
【マスターリンクの分析】
当該地下鉄周辺には商業施設はなく、膨大な数の賃貸物件が建設されている。
地下鉄の1日利用者数は約9000人と少なくはないが、生活に最低限必要なスーパーしかなく、娯楽施設でもあるレンタルビデオ屋すら存在しないエリアである。昭和54年に本郷通商店街が開設され当時は賑わいがあったが、現在は一部を除いてほとんど利用されていない。住替えの需要は多く、要望としては現在の家賃より低く間取りが広い物件を探している。
年齢層としては40歳以下がおおく、所得層は低い。他のエリアと比べ、地下鉄近隣に物件があるにも関わらず、駐車場利用者数は多い。家賃は駐車場を含め4万円以下と極めて厳しい賃貸物件数も多く、競争率が高い。
不動産投資においては難しいエリアだと言わざるを得ない。需要はある方だが、供給数がそれを大きく上回り、さらに家賃帯の低い物件を求める傾向が強いため、新築・築浅物件でも入居率の維持に不安が残る。中古で安い部屋であれば大丈夫かと言えばそういうことでもないようで、明確な対策が見えない地域だとも言える。弊社でも今後状況を見守りながら、光を見出していきたい。
南郷7丁目駅 |
なんごうななちょうめ - Nango nana chome |
←T13 白石 (1.4km) (1.1km) 南郷13丁目 T15→ |
所在地 |
札幌市白石区南郷通7丁目南 |
駅番号 |
○T14 |
所属事業者 |
札幌市交通局 |
所属路線 |
札幌市営地下鉄東西線 |
キロ程 |
14.1km(宮の沢駅起点) |
駅構造 |
地下駅 |
ホーム |
2面3線 |
乗車人員-統計年度- |
9,232人/日(降車客含まず)-2008年度- |
開業年月日 |
1982年(昭和57年)3月21日 |
乗換 |
西15丁目(札幌市電一条線・山鼻西線) - 乗継指定停留場 |
駅構造
札幌市営地下鉄唯一の2面3線駅。2面の両ホームが中線を挟む形となっている(地下鉄駅としては
都営地下鉄新宿線の岩本町駅・大島駅などに同様の例がある)。2面3線ホームがこの駅の象徴とされており、
駅スタンプのデザインも「3線ホーム」となっている。ホーム番号の振り方が変則的であり、東側の本線が1番で
新さっぽろ行、西側の本線が2番で宮の沢行となっている。中線は両方のホームに面しており、新さっぽろ方面
のホームが3番、宮の沢方面のホームが4番ホームとなっている。ただし3番ホームは、ホームドアの設置に関連して
現在使用が停止されている(後述)。通常は両端の2線(1・2番ホーム)が使用されるが、宮の沢行の始発列車は
中線の4番ホームから発車する。夜間(午前0時過ぎ)になると翌朝の始発(当駅発宮の沢行)に使用される電車が
中線に留置される。このため4番ホームには、札幌市営地下鉄の途中駅では唯一車止めが設置されている。
かつては「新さっぽろ発 南郷7丁目行き」の電車が夜に一本設定されていて、この電車がそのまま留置されていた。
人身事故などで折返し運転となる場合に当駅始発に設定された場合、可動式ホーム柵(ホームドア)設置前は中線が
使用されていた。例えば、宮の沢~南郷7丁目間の折返し運転の時は、1番ホームに当駅終点の電車が到着し、
回送電車扱いとなって一度新さっぽろ側に向かい、折り返しで中線ホームに宮の沢行きの電車が入り、4番ホーム
からの乗車となる。しかし現在はホームドア設置によってこの折り返し方法は宮の沢行きホーム側でしか対応でき
ない(新さっぽろ方面が壁になったため)ものと思われる。
ホームの宮の沢側の階段がバスターミナルに近いが、階段の幅が狭くなっている。エレベーターはホームの
新さっぽろ寄りにあり、地上へのエレベーターは3番出口に設置されている。
- のりば
- 1■東西線大谷地・新さっぽろ方面
- 2■東西線白石・大通・円山公園・琴似・宮の沢方面
- 3(使用停止)
- 4■東西線白石・大通・円山公園・琴似・宮の沢方面(当駅始発)
利用状況
札幌市交通局の調べでは、2008年度の一日平均乗車人員は9,232人であった。
駅周辺
- 白石警察署南郷交番
- 白石本郷郵便局
- 北洋銀行白石本郷支店
- 札幌信用金庫南郷支店
- 本郷通商店街
- 万生公園
- 札幌市白石区体育館
- アサヒビール札幌工場(アサヒビール園)
- 札幌市防災センター
- 南郷通商店街振興組合
バス路線
「南郷7丁目バスターミナル」発着
- 北海道中央バス
- 新さっぽろ駅方面
- 澄川駅方面
路上停留所発着
- 北海道中央バス
- 本郷通13丁目方面
- 札幌駅前方面
- JR白石駅方面