中の島駅
中の島駅(なかのしまえき)は、北海道札幌市豊平区中の島1条1丁目にある札幌市営地下鉄南北線の駅である。駅番号はN11。

- 駅出口がある建物(2004年10月)
【マスターリンクの分析】
「幌平橋駅」エリアから豊平川を渡ってすぐの場所であり、北側には北海学園大学・北海商科大学、南側に自動車短期大学と、単身向け物件に需要の多い地域にも見えるが、実際にはそれほど人気があるエリアとは言えない。不動産投資をする際には少し躊躇する場所ではある。
昔から治安が良くないという評判があり、またスーパーの位置や外灯の整備状況からくる安心感などから、北側の地下鉄東豊線「学園前駅」周辺に賃貸客が流れてしまう傾向がある。特に女性にはあまり好まれない地域であるとも言える。しかしながら利便性は高く、穴場だと考えることも可能である。南には大型の社会保険病院があり、高齢者にも住み心地は悪くないと思われる。近年は戸建て用に土地が分譲されるなど、開発されてきている。
また「中の島通り」沿いのマンションや、駅近くの見晴らしのよい物件は、「すすきの」や大通へのアクセスも便利ということから、人気の物件が数多く存在する。豊平側にも近いため、夏の花火大会が見える場所は特に需要が集中する。
南側に環状通(国道)が走っており、その地域から地下鉄駅までのエリアは賃貸需要があるものの(中の島1~5丁目くらいまで)、それをさらに南に進んだ中の島6丁目より先は急激に需要が減少する。その地域には自動車短期大学・北海道綜合電子専門学校があるが、需要に対して単身物件の供給が多いことや、それ以外のニーズがほとんどないことにもよる。
中の島駅 |
なかのしま - Nakanoshima |
←N10 幌平橋 (0.5km) (0.7km) 平岸 N12→ |
所在地 |
札幌市豊平区中の島1条1丁目 |
駅番号 |
○N11 |
所属事業者 |
札幌市交通局 |
所属路線 |
札幌市営地下鉄南北線 |
キロ程 |
8.3km(麻生駅起点) |
駅構造 |
地下駅 |
ホーム |
2面2線 |
乗車人員-統計年度- |
5,839人/日(降車客含まず)-2008年度- |
開業年月日 |
1971年(昭和46年)12月16日 |
駅構造
対向式2面2線ホームの地下駅。ホームに改札が直結するタイプの駅のため、コンコースはない。 白石中の島通の下に位置し、出口はこの通りと中の島通との交差点に2か所ある。 札幌市交通局では地下鉄駅すべてにエレベーターを設置する方針をとっているが、中の島駅については南側のエレベータの設置は用地取得が難しい状況であるという。
現在は北側エレベーター(2番ホーム側)のみ設置されている。通常の2番出口とは道路を挟んでいるが、エレベーター出口の扱いは「2番出口」となっており、エレベーター出口が番号つきの扱いになっていない平岸駅とは対応が異なっている。身障者用トイレは2番出口側にある。
札幌市営地下鉄の改札直結駅では唯一、2番ホーム側に駅事務室がある。
改札及び出口はいずれもホームの麻生寄りにあり、改札内に両方のホームを連絡する通路がある。
- のりば
- 1■南北線平岸・澄川・真駒内方面
- 2■南北線すすきの・大通・さっぽろ・北24条・麻生方面
利用状況
札幌市交通局によれば、2008年度の一日平均乗車人員は5,839人であった。これは南北線の駅では4番目に少ない。
駅周辺
豊平川と精進川に挟まれた中州である「中の島」地区の北にあり、西に豊平川にかかる幌平橋がある。駅周辺には中高層の住宅のほか、商店やオフィス、宗教施設、学術・研究機関などがあり、開拓以来のりんご園も残る。また、ラブホテルが多く見られるのも特徴であったが、近年は減少傾向にある。
- 豊平警察署中の島交番
- 札幌中の島郵便局
- 独立行政法人土木研究所 寒地土木研究所
- 独立行政法人水産総合研究センター さけますセンター
- 学校法人北海道尚志学園 中の島キャンパス
- 北海道自動車短期大学
- 北海道総合電子専門学校
- 北海道尚志学園高等学校
- 北海道自動車学校
- 札幌市立中の島小学校
- 札幌市立中の島中学校
- 札幌市中の島児童会館
- 札幌市豊平老人福祉センター
- 中の島神社
- ラーメン店すみれ
バス路線
- じょうてつ
- 学園前駅方面
- 真駒内本町方面
- 豊平区役所前方面
- 北海道中央バス(乗継割引適用外)
- 平岡営業所方面
- 西岡4条14丁目方面
- 福住3条9丁目・羊ヶ丘展望台方面
- 札幌駅前方面