バスセンター前駅

バスセンター前駅(バスセンターまええき)は、札幌市中央区南1条東4丁目にある、札幌市営地下鉄東西線の駅である。駅番号はT10。バスセンタービルに直結しており、西隣の大通駅とは地下歩道とオーロラタウンを介してつながっている。

東側の出入り口(2004年11月)

【マスターリンクの分析】

当該地下鉄西側(創成川より西)には、「吉田学園」を始め多数の専門学校があり、また商業施設がひしめくエリアである。

また、地下鉄徒歩圏内に大型ショッピングモール「サッポロファクトリー」があり、衣・食・娯楽等生活に必要な施設が全て揃っている。

賃貸の客層は、専門学生を始め、中央区中心部に最も近いことから、「大通」~「札幌駅」付近で勤務する社会人が多く住む。

「大通駅」から1駅と近く、立地としては最高であるが、当該駅東側が再開発エリアに指定されたこともあり、商業施設・分譲マンションの建設が多数行われた。賃貸物件数は少ない。それでもすこし東側(苗穂駅方面)に進むと、一階が車庫タイプの単身者向け物件がある程度建てられており、南側(国道36号線方面)には大型の賃貸マンションが数多くある。東側であれば車庫付きが望ましい。いずれにしても地下鉄徒歩圏であれば家賃さえ間違わなければ入居需要はあり、安定するものと考えられる。

バスセンター前駅
バスセンターまえ - Bus Center mae
←T09 大通 (0.8km) (1.1km) 菊水 T11→
所在地 札幌市中央区南1条東4丁目
駅番号 T10
所属事業者 札幌市交通局
所属路線 札幌市営地下鉄東西線
キロ程 9.3km(宮の沢駅起点)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗車人員-統計年度- 7,390人/日(降車客含まず)-2008年度-
開業年月日 1976年(昭和51年)6月10日

駅構造

南大通の下にあり、地下歩道とホームはこの通り沿いに東西に伸びる。出入口の数は10で、東西の端の出入口の間の距離は約500メートルある。西の出口はバスセンタービルの中にある。地下歩道はその西の大通駅までつながっている。ホームは1面2線の島式で、改札は西・中央・東の3ヶ所。ホーム出口からバスセンターまでの距離は比較的長く、東豊線大通駅から歩いてもあまり変わらない。
札幌市営地下鉄の島式ホームの駅では唯一エレベータが無かったが、2008年3月までに完成し、同年4月から供用を開始した。エレベータは、ホームと中央改札口の間に1基、コンコースと地上の間には9番出口に1基が設置された。これに併せて男子トイレと女子トイレの間に身障者用トイレを新設し、エレベータと同じく供用を開始した。
のりば
1東西線白石・大谷地・新さっぽろ方面
2東西線大通・円山公園・琴似・宮の沢方面

利用状況

札幌市交通局の調べでは、2008年度の一日平均乗車人員は7,390人であった。

駅周辺

大通バスセンター、及び北海道電力(ほくでん)本社ビルと地下通路で直結する位置にある。周辺は先に述べた北海道電力をはじめとする業務ビルが多いが、東に行くと住宅も多くなる。駅の西には創成川をはさんでさっぽろテレビ塔が立っている。この塔を含んで西方が大通公園である。東の出入口からは、豊平川をまたぐ一条大橋が近い。
  • 国道12号・国道5号
  • 中央区東まちづくりセンター
  • 中央警察署北一条東交番
  • 札幌大通東ニ郵便局(かんぽ生命札幌支店併設)
  • 札幌南一条東郵便局
  • 北洋銀行札幌東支店・大通東支店
  • 北門信用金庫札幌支店
  • 大通バスセンタービル
  • 北海道中央バス札幌ターミナル
  • 北海道電力本社
  • サッポロファクトリー
  • テレビ北海道
  • 札幌市中央体育館
  • 札幌市立中央小学校
  • 旧永山邸・永山記念公園
  • 札幌市民ギャラリー(美術館)

大通バスセンター

札幌市交通局が札幌市南1条東1丁目に駅直結の大通バスセンターを設置している。1階に銀嶺バス・北都交通の案内・発券窓口が設置されている。停留所名は、都市間バスが「大通バスセンター」、一般路線バスが「バスセンター」。
路線は2009年4月1日現在
北海道中央バス詳細は北海道中央バス札幌東営業所・北海道中央バス札幌北営業所を参照
東営業所方面
豊畑・豊畑東方面
東区役所前駅・北49東3方面
サッポロビール園方面
ジェイ・アール北海道バス詳細は空知線 (JRバス)を参照
JR札幌駅方面
白陵高校前方面
北都交通・根室交通
オーロラ号 中標津バスターミナル・根室駅前ターミナル方面
宗谷バス
特急えさし号 枝幸ターミナル方面
宗谷バス・銀嶺バス
特急わっかない号・特急はまなす号 稚内駅・稚内フェリーターミナル方面
銀嶺バス
特急せたな号 瀬棚方面(季節運行)
バスセンター1階の乗り場は地下乗り場と共に札幌市営バスが乗り入れていたが、路線再編の影響もあり利用が減少、一時は地上乗り場に発着するバスが存在していなかった。現在は地上のりばは宗谷バス・銀嶺バスの各都市間バスのみ発着しており、バス通路を挟んで向かいに北都交通の窓口・待合所を設置して運用している。また地上乗り場のスペースの一部は改装されセイコーマートの店舗となっている。