当該地下鉄周辺には大きな商業施設等はなく、地下鉄利用者数は東西線で「ひばりが丘」「二十四軒」についで３番目に少ないが、生活に必要なスーパー、娯楽施設、公共施設等があり住替えの多い地域といえる。

近年、単身用賃貸物件の建設も盛んに行われており、新築物件については入居率は安定している。古い物件に関しては家賃にもよるが、苦戦しているものも少なくない、という現状がある。

単身者は一部を除いて低所得者が多く、入居の際必要になる諸経費を低く抑えたいのが入居希望者の要望である。そのためそのニーズに見合う物件から埋まっていく傾向にある。ただし木造のかなり古い物件になると、人気もなくなるため入居付けが難しくなる。

住替えの多くは、当該エリアで探しており、要望としては現在支払っている家賃と同等の金額でより質の良い物件を探している。
広さ・設備にこだわり、間取りは１ＤＫ以上の物件要望が多く、オール電化の人気も高い。１Ｋや１Ｒといった一間の物件は嫌がられるという賃貸仲介業者の声もあった。
ただし、一間のタイプでも、１０帖以上ある物件については人気がある。

ファミリーと単身者の需要は４対６とファミリーの希望は高いものの、ファミリータイプ物件が圧倒的に少ない。希望の家賃帯は駐車場を含め７万円である。