大谷地駅

大谷地駅(おおやちえき)は、北海道札幌市厚別区大谷地東3丁目にある札幌市営地下鉄東西線の駅。駅番号はT17

地下鉄大谷地駅の3番出入口(2004年9月)

【マスターリンクの分析】

当該地下鉄周辺には、「北星学園大学」や各種病院、商業施設があり、分譲マンションが多く、地下鉄利用者数は12000人を超え、「新札幌」駅についで多い。実際に人通りも多く、駅隣接施設「CAPO大谷地」は常時賑わっている。

エリアの特徴としては、分譲マンションが多く建設され、又戸建て住宅が多いため、需要はあるものの賃貸マンションが少ない。一部、大谷地5丁目に賃貸マンションが集中して建設されているが、バブル前後に建てられた物件が多く、新しい賃貸物件が少ないという状態である。

「北星学園大学」の生徒は、古い賃貸物件及び高齢者が多く住む賃貸物件を望まないため、大谷地5丁目に建設されている物件は当てはまらず、「南郷18丁目」駅エリアに流れている。

また、位置的に「ひばりが丘」駅の客とは重ならない。
さらに実需としては、このエリアにおいては、高齢者又は車を持たない人、低所得者が住んでいるという声もある。

また、社会人でファミリー、単身者向けマンションを探す場合、上記理由から物件を求めて平岡・北野エリアに行くことも多い(当駅からバスが出ている)。平岡・北野エリアはファミリータイプで駐車場は2台、単身者も1台は必要となる。

大学があり、エリアとしての需要はあるものの、希望物件が少ないことから、新築を建設する場所としては最高のエリアと考えられる。不動産投資においては札幌でもなかなか存在しない好立地となる。

大谷地駅
おおやち - Oyachi
←T16 南郷18丁目 (1.5km) (1.0km) ひばりが丘 T18→
所在地 札幌市厚別区大谷地東3丁目
駅番号 T17
所属事業者 札幌市交通局
所属路線 札幌市営地下鉄東西線
キロ程 17.9km(宮の沢駅起点)
駅構造 地下駅
ホーム 2面2線
乗車人員-統計年度- 12,815人/日(降車客含まず)-2008年度-
開業年月日 1982年(昭和57年)3月21日

駅構造

地下1階が改札と切符売り場で、地下2階に相対式2面2線のホームがある。南郷通(北海道道3号札幌夕張線)の下にあり、出口はこの通りに5か所。3番出口は札幌市交通局本局の地下と連絡する。エレベーターは2番出口にあるが、5番出口の民間ビルのエレベーターも利用できる。また、身障者用トイレは宮の沢行きホームの階段下にある。
のりば
1東西線新さっぽろ方面
2東西線白石・大通・円山公園・琴似・宮の沢方面

利用状況

札幌市交通局によると、2008年度の一日平均乗車人員は12,815人であった。大通駅以東の東西線の駅では、新さっぽろ駅に次いで多い。

駅周辺

近隣は医療施設が多い。
  • 国道12号
  • 大谷地東郵便局
  • 北洋銀行大谷地支店
  • 北海道銀行大谷地支店
  • 南郷通
  • 大谷地バスターミナル
  • 札幌市交通局本局
  • 北星学園大学
  • ベスト電器大谷地店
  • キャポ大谷地(札幌東急ストア、ツルハドラッグほか)
  • 札幌北広島自転車道路
  • 札幌厚別公園競技場

バス路線

大谷地駅地上にバスターミナルがあり、10バース用意されている。
行先や乗り場は大谷地バスターミナルを参照。