減価償却を制する者は
- 「減価償却の方法や仕組みを上手に利用することが必要」
知識がない人が損をする代表例です。不動産で言えば設備の減価償却の方法は定額法か定率法の選択が可能です。知っているのと知らないのとでは、納税総額に大きな差が出ることがあります。不動産経営も続けていると「税金との戦い」ともなると言われています。ご自身で知識を身につけるか、しっかりしたパートナーとなって貰える税理士等を見つけるようにしましょう。
ポートフォリオの重要性
- 「組み合わせも大切です。闇雲に買い続けるだけでは結果的に損をすることも・・・」
無秩序・無計画に収益不動産を買っている人の中には、いわゆるデッドクロスを迎えたまま、高額な税金を支払い、税金を支払う為に不動産の所有を続けられているオーナー様がいらっしゃいます。
デッドクロスもさまざまな指標がありますが、簡単には「利益＞キャッシュフロー」の状態で、この利益とキャッシュフローの差が大きくなりすぎると、利益は出ているのに手元には全くお金がない、という状態になってしまいます。
適度に中古と新築を組み合わせる、あるいは木造とＲＣ造物件をバランスよく所有し、不動産の入れ替えを行うことで、キャッシュフローを確保しながらも節税効果を生み出すことができるのです。
節税をどう考えるか
- 「きちんと納税し、きちんと資産形成することが重要」
- 基本的に、儲かっていればあまり節税ができないと覚悟してください。当社は節税目的の不動産保有はお勧めいたしておりません。資産形成をするためには、利益を上げ納税することは当然に必要です。
ただし、先にも述べた通り節税方法を知っているのと知らないのとでは大きな差が出ることがあります。不動産の税制に明るい税理士も案外少ないので、自分で勉強して税理士に提案できるようになるか、そのような税理士等を探すことは非常にメリットがあります。あくまでも「たくさん利益を出していただいて、たくさん手元に残していただいたうえで、きちんと納税いただくこと」が重要になります。
